パッションフルーツ栽培を始めたきっかけ

パッションフルーツ

パッションフルーツと初めて出会ったのは今から30年近く前だった。

旅行先のバリのホテルの朝食ブッフェ会場でカットされて並んでいた。

これがパッションフルーツだという認識はあったが、

いざパッションフルーツを目の前にした時に、「どこ食べるん?」と思った。

というより、「種ごと食べるん?」と思った。

とりあえずスプーンですくって口にしてみた時、

南国らしい華やかな香りと、甘酸っぱい味がとても印象的だった。

種はとてもじゃないけど1つ1つ出せないなと思い、あまり嚙まずに飲み込んだ。

種の食べ方は分からないままに、味がとても気に入ったので何個も食べた(飲み込んだ?)。

それから月日が経ち、ふとホームセンターに立ち寄った時、

パッションフルーツの苗木(実付き)に出会った。

あのパッションフルーツが自分で育てられる!(しかももう3個実が付いてる)

育て方等は何も調べず、すでにどの苗木にしようか選定を始めていた。

そして、7号鉢くらいの行灯仕立ての立派なパッションフルーツを買って帰った。

パッションフルーツ栽培の知識のないまま、とりあえず少し大きめの鉢に

植え替え、行灯を大きくして日々水やり、たまに肥料を与えたりした。

既にあった蕾が1個あり、しばらくしてその花が咲いた。

とても個性的できれいな花だ。

パッションフルーツは人工授粉しないとなかなか結実しない(自家受粉)。

しかも花は1日花で、午前中に咲いて夕方にはしぼんでしまう。

ネットで調べたとおりに人工授粉をし、無事に結実した。

パッションフルーツは結実してから2カ月ほど経つと色が赤くなり、自然に落下する。

日々パッションフルーツを観察していて、色づいてきたな~、と思って何日か経った時、

実が無くなっている事に気づいた。

え? えっ?? えーっっ???

マンションのベランダなので、誰かに取られることはない。

でも、鉢の周りには落ちていない。

ややパニック気味にベランダを探しまくった。

すると、柵のきわきわに転がっていた!

ちょっと死角になっていたので見えなかった。結構な距離を転がっていた。

ちょっと傷が付いてしまったが、収穫できたのがとても嬉しかった。

早速食べたいところだが、パッションフルーツは追熟しないといけない

全体的にシワができ、甘い香りが漂う頃が食べ頃

いい感じにシワが出来、いい香りがしてきたので少し冷蔵庫で冷やしてから

半分にカットしてスプーンですくって食べた。

あの味だ!!!

とても嬉しかった。

結局、その年に収穫できたのは最初に付いていた実と、もう一つ出来た実の合計4個だった。

こんなもんなのかな。。。

もっとたくさん出来るのかなと期待していたので、若干寂しい気持ちだった。

でも、パッションフルーツが自宅で栽培できる喜びはあった。

もっとたくさん作りたい(食べたい)な。。

パッションフルーツ栽培への新たな挑戦が始まった。

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