パッションフルーツの花はとても独特だ。
雄しべ、雌しべが重なり合う姿が時計の文字盤のように見えることから
「トケイソウ」と呼ばれている。
花は1日しか咲かないので、咲いた日に必ず受粉しないと結実しない。

花はだいたい午前10時くらいに咲き始め、お昼くらいには上の写真のように
雌しべが水平になる。
雌しべがこの状態で受粉すると、7~8割は結実する。
受粉の方法は様々だが、とにかく雄しべの花粉(雄しべの裏側に付いている)を
雌しべの先端に付着させると受粉完了。
私は雄しべをちぎって直接雌しべに付けるやり方で受粉している。
雌しべは3本あり、そのうちの1本に付ければいいらしいが、なんとなく
3本すべてにまんべんなく付けている。

花が咲いた直後は雌しべは上の写真のように立った状態で、だんだん
水平になり、雄しべに近づいていく。
ただ、まれに雌しべが立ったままの状態の花(直立花)がある。
この花は受粉しても結実しない。
直立花は、花を咲かせすぎて株の体力がなくなってくると出やすいらしい。
私の経験では、直立花はだいたい7月頃から出始めるイメージだった。
なのに、今年は5月末の時点でいくつか出ている。
成長不良の雌しべもあった(これも結実しなかった)。
どうも今年は成長が期待できない。なぜだろう。
気温の他に、何か原因がある気がする。



コメント